原状回復費用280万円を80万円コスト削減(削減率28.6%)

事務所3拠点を1か所に集約 そのうち1か所は原状回復ではない工事範囲請求の拒絶を主張
【契約要項】
賃貸人:個人企業
指定業者:サンフロンティア不動産株式会社
賃借人:株式会社ハロネット
建物名称:VerdeVista新宿御苑
賃借面積:202.12㎡ 61.14坪
明渡し日:2019年11月30日
エリア:新宿区
【実績数値】
スタート金額:2,800,000円
合意額:2,000,000円
削減額:800,000円
減額率:28.6%
ご担当様からのコメント
エレベーターホールや給湯室・トイレは共用部であり原状回復範囲でない。
原状回復見積書にはエレベーターホールや給湯室・トイレの床と壁の貼替えと天井塗り替えが記載されていました。よって、「この部分は賃貸借面積に入っていなく、原状回復の範囲ではないのではないか?」と主張しましたが、賃貸人は「ワンフロアを占有しており共用部分は1社の専用になっているのだから原状回復になります。」との返答があり、一向に協議がうまくいかない為、原状回復のコンサル会社であるスリーエー・コーポレーションさんに相談しました。
なかなかうまく交渉できない経緯について詳しく説明したところ、スリーエー・コーポレーションさんからの回答は、「共用部については、原状回復ではないが、クリーニングは必要ですよ」との回答をいただきました。
今回は賃貸人のビル経営上で無知な部分があったため、弊社賃借人が余分な費用を払うことになりそうになり、スリーエーさんに相談してよかったです。結果として、80万円の減額となり原状回復としては適正な金額になりました。