必見!「オフィス移転」、成功の秘訣

ヒロミの部屋
クリエイティブなオフィスに必要なことは⁉

「最近、たまには働こうかなぁと思って、会社見学に行ってるんですけど、オフィスってどこも似たような感じで、つまらないですよね」

日本のオフィスは、四角い箱の中にいかに什器を詰め込むか、効率重視だからね
「『ザ・会社』みたいのじゃなく、アミューズメントを感じるような空間で仕事したいんですよね」

最近は、外資系の企業などで、職員同士のコミュニケーションが起こりやすい空間が注目されているんだよ。たとえば、コーヒーサーバーやコピー機、ミーティングスペースなんかを空間の中心に置くと自然と交流が生まれる。営業とか、制作とか、フリーとか、いろいろな人が交われるオフィスの交差点を作ることで、既成概念にとらわれないアイデアが生まれるんだ
「僕の中のクリエイティビティも刺激されそうです!」

5Gの時代になれば、海外の人と、人工知能を搭載した翻訳ソフトを介して、タイムラグなく話すことができるようになる。そんな視点も、これからは必要かもしれないね
「喫煙所でモニター越しに、『最近ロンドンどう?』なんて、海外の人と会話できたらクールですね」
プロジェクトマネジメント方式でオフィス移転


日本のオフィスは、自由にいじれる物件が少ない。オフィスの内装は、前の会社が出たらすぐ、回転率を上げるために、ビルオーナーがリフォームしちゃう。配管がむき出しのスケルトンの状態で貸し出すような、自由にいじれる物件が増えるといいよね
「家具ひとつとっても、オフィス家具って味気ないし。もっとエッジの効いたのを置きたいですよ」

什器のメーカーに一式でお願いするというのは、もう古い気がするね。いかにオフィスに個性を打ち出すかが、その会社の見せどころだよ。それが良い人材を集めたり、企業の競争力を生み出したりすることにつながるからね
「なるほどー。一体、どうすれば個性的なオフィス作れるんですか?」

おすすめはプロジェクトマネジメント方式だ。できれば外部の、その道に詳しい人物を真ん中に置いて、その企業の理念や理想を体現するようなオフィスを目指すのが近道だ。フリーランスと契約するときは、リスクはあるから、ボンド保障制度などの保険は利用しておいた方がいいかもしれない
「丸投げじゃ、もはや個性的な空間にはならないってことですね。よし!僕、ヒロミ社長の下でプロジェクトマネージャーやりますんで、いつでも言ってくださいね!」
