世界的なIT企業への道

__ヒロミ社長、ちょっとご相談が。

ヒロミどうしたんだよ、珍しく深刻な顔して。

__実はそろそろ、ニートから足を洗って働き始めようかな、と。ヒロミ社長、何かアドバイスいただけないですか。

ヒロミ…まあ、お前にしては大きな決断だよな。で、どんな業種で考えているの?

__まあ、やっぱ、今どきはIT系ですかね。シリコンバレーにある感じの会社とかがいいかな。

ヒロミ今、名の知れているIT企業の採用率を知っているかい?

__100人受けて、1人くらい採用ですかね?

ヒロミ一説には、有名IT企業の採用率は0.25%、1,000人受けて2.5人ともいわれるよ。しかも採用試験に来るのは、世界で最も優秀な学生たちだ。平均年俸は1,000万円を優に越えるみたい。いつの時代も、収益が良かったり、ブランド力があったりする優良企業は、ものすごく競争が激しくなるもんなんだ。

__ほーう…さすがIT系。ただ、なんか根拠はないんすけど、僕、いけちゃう気がするんですよね。世界が呼んでいる声がするっていうか。

給料だけでなく、どんな力を磨けるかを考える!

ヒロミ…そんなに自信があるなら、止めはしないけど、世の中には有名無名を問わずいろいろな会社があるよ。

__僕のハガネのように固い意思は、そう簡単にはブレないですけど、いちおう聞いておきますか。

ヒロミ大体の大卒初任給って20万円くらいで、良いところでも30万円くらいだよね。でも、希少価値の高いスキルを持っていれば初任給で月収80万円というところもあるみたいだよ。

__(!)ふ、ふーん…ま、まあ悪くない給料ですね。

ヒロミ動揺してるのがバレバレだぞ。そもそも、初任給だけで会社を決めるのはどうかと思うけどな。たとえ給料が安くても、企業のスタートアップとか、新しい挑戦ができるのは貴重な経験になる。自分がどんな力を磨けるのかを考えて働く先を選ぶことが、最終的な高収入を生むかもしれない。

__うぅ~。就職の選択肢の幅が、急激に増えてきました。一流の企業も、数年後にはどうなっているかわからない時代だしなぁ……。もうちょっとこのままの生活で、次の身の振り方を考えまーっす。